2025 オンサイト レポート

オルガテック東京-多方向に広がるオフィス家具の可能性

今年は無印良品で知られる良品計画が出展したことも、大きなニュースだ。
「無印良品 for business」と題して、良品計画がビジネス空間対応をしていることは、意外と知られていなかったように思うが、すでに社員食堂や研修施設、会議室など多くの企業で採用されているという。

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「本当に必要なものを、必要な形で。全部無印良品でつくる」空間商材を並走支援型の空間提案だ。無印良品の製品は全国の家庭に普及しているので、オフィスでもワーカーに家庭にいるような温かさを与える。

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ガチガチのオフィス空間、素材ではなく、「そのまま買う、完成品で買う、組み合わせて買う」とDIY的な感覚でパブリック空間をつくることを提案している。

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商材はスチールロッカーやポリプロピレンのコンテナ、パイプテーブルやデスク、チェアなど。試作展示されていたシェアキッチンは「一坪喫茶」と名付けられ、食材も取り扱う同社だからこそできるスナックコーナーも備えていた。

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「素材を生かしたボードシリーズ」は好きな素材だけを買うことができる。同社のなじみ深い商品タグで展開され、多くの来場者が足を止めていた。

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