2026 ハイライト
第5回目の開催を迎えたオルガテック東京には、国内外から151ブランドが集結しました。初回開催以来掲げてきたコアメッセージ「SHIFT DESIGN」を背景に、本年は「To Be One ― 知が響き合い、未来が始まる。―」をサブテーマに開催。会場では、個と組織、リアルとデジタル、自律と共創をつなぐ多彩な提案が展開され、それぞれの知や感性が響き合いながら、新たな価値を生み出す未来のワークプレイスの可能性が描き出されました。
ここでは、多様なアイデアと価値観が響き合った「オルガテック東京2026」の様子を振り返ります。
オープニングセレモニー
経済産業省 伊藤裕美企画官、コクヨ株式会社 黒田英邦 取締役 代表執行役社長、一般社団法人日本オフィス家具協会(JOIFA)中村雅行会長、ケルンメッセ最高執行責任者(COO) オリバー・フレーゼによるテープカットで、オルガテック東京2026が開幕しました。
ORGATEC Tokyo Awards
未来のワークプレイスを提案する優れた空間デザインやプロダクト、独創的なコンセプトを表彰する「ORGATEC TOKYO Awards」。建築・インテリア・デザイン分野で活躍する専門家による審査のもと、「オカムラ」ブースがグランプリならびに出展者が選ぶベストブース賞の二冠を獲得しました。準グランプリには、「カリモク家具」「DeVorm」「コクヨ」の3社が選出され、さらに10社に特別賞が授与されました。今年は、人と人とのつながりや対話の価値、サステナビリティ、未来を見据えた素材開発など、多様な社会課題に向き合いながら、新たなオフィスのあり方を提案する展示が数多く誕生しました。
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アワード選考委員と受賞者全員での記念撮影 -
「オカムラ」がグランプリと出展者が選ぶベストブース賞の二冠を獲得 -
自然な交流を促す空間設計と、未来のオフィス像を体現した「オカムラ」ブース -
準グランプリ「コクヨ」。ものづくりのプロセスと身体知の価値を、体験型の展示で表現 -
準グランプリ「カリモク家具」。木の豊かさと空間の可能性を感じさせるモジュール什器による展示 -
準グランプリ「DeVorm」。鮮やかなイエローと大胆な空間構成で、ブランドの世界観を印象的に表現 -
特別賞「ITOKI」。サステナビリティを軸に、ファンタジーのような世界観を表現。曲線的なデザインが印象的な展示 -
特別賞「パナソニック エレクトリックワークス」。照明と映像が織りなす立体的な空間体験 -
特別賞「HIDA」。高さを抑えた空間と柔らかな照明が引き立てる、家具の素材感と佇まい -
特別賞「川島織物セルコン」。光とファブリックが織りなす印象的な空間演出 -
特別賞「QUON」。色彩と感情を結びつける明快なサイン計画が高評価 -
特別賞「アートワークスタジオ」。来場者を惹きつける洗練されたエントランスデザイン -
特別賞「アルテジャパン」。統一感のある空間演出と製品の魅力が際立つ展示 -
特別賞「東リ」。新しい働き方を感じさせる、分かりやすく完成度の高い提案 -
特別賞「IYB.(イヨベ工芸社)」。家具の品格を引き立てる上質な空間づくり -
特別賞「プラス」。象徴的な造形と巧みなサイン計画で強い存在感を放った
セッション
基調講演では、SUEP.共同主宰の末光弘和氏・末光陽子氏と、sinato主宰の大野力氏が登壇し、自然環境や人と人との距離感から、創造性や一体感を育むワークプレイスのあり方を語りました。TREND FORUMでは、VitraのFuture of Work分野を担うラファエル・ギールゲン氏が登壇し、人間中心の協働や、人と人との関係性の価値について考察を展開。さらに、出展者によるプレゼンテーションには、空間づくりや働き方の最前線で活躍する多彩なゲストも登場し、会場全体に熱気と刺激が満ち溢れました。
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SUEP.共同主宰の末光弘和氏・末光陽子氏、sinato主宰の大野力氏が登壇した基調講演 -
「『環境』と『場』の関係性から考える、ワークプレイスの理想形」をテーマに、創造性と一体感を育む空間のあり方を考察 -
VitraのFuture of Work分野を担うラファエル・ギールゲン氏によるTREND FORUM -
「WORK PANORAMA 2026 Human to Human, To Be One」をテーマに、人間中心の協働と未来のワークプレイスを考察 -
「PanasonicとGenslerが考えるFuture Workplace」。パナソニック エレクトリックワークスが、Well-Being Lightingを軸に、未来のワークプレイスの可能性を提案 -
「Econifa UPCYCLE ― 未利用資源から価値を生み出す事例」。ITOKIが取り組む、未利用資源を新たな価値へと転換するアップサイクルを紹介 -
「オカムラが伝える “まざりつながる” 最強の働き方」。ブレンディングファニチュア「YAA」の開発を起点に、新たな価値を生み出す働き方を考察 -
「Driving Curiosity // 90年ぶりの本社移転 KOKUYO HQの挑戦」。新グローバル拠点に込めた想いと空間デザインのプロセスを公開
Special Exhibition
主催者企画による特別展示「Circular MIRAI 2026」では、オフィス関連業界におけるサーキュラーエコノミーの現在地と、その先に広がる可能性を紹介。自然由来素材や再生材、省資源・省エネルギーを意識した製造工程、修理・回収・リユース・リサイクルなど、循環型社会に向けた多彩な取り組みを展示し、サステナブルなワークプレイスの未来を提案しました。
ORGATEC NIGHT
夕刻には、出展者と来場者が交流を深める「ORGATEC NIGHT」を開催。世界的に活躍する「ファビュラスシスターズ」による華やかなパフォーマンスが会場を彩り、多様な人々が自然につながり、交流する「To Be One」を象徴するひとときとなりました。
会場風景
第5回を迎えた今回は、国内外から150を超えるブランドが集結。国内の有力ブランドに加え、欧州を中心とした感度の高い海外ブランドも多数出展し、多様な国と地域から最新のワークプレイス提案が集まりました。会場では、多様な知と感性が響き合い、新たな未来のワークプレイス像が各所で描き出されました。来場者同士の対話や出会いが生み出す熱気に包まれ、アジアを代表するワークプレイスデザインの国際トレードショーとして、今年も大きな注目を集める開催となりました。